埼玉県羽生市の木村歯科医院の木村です。

おいしくて有名な店は数多く聞くことがあるかもしれませんが、無名でもおいしい店もあります。

そんな歯科医院を目指し埼玉の最北でコバルトコーヌス普及に力を入れています。

先日コロナで延期に延期を重ねていたコバルトコーヌスの学会が開かれ、おこがましくも大会長をさせていただきました。

今年は共著であるコバルトコーヌスの本の発行や学会も開かれ、さらに学会メンバーの症例も飛躍的に伸びた一年となりました。

私はコバルトコーヌスの可能性にかけ、寝たきりで長生きではなく健康寿命を延ばす、すなわち社会に溶け込む生活ができながらおいしく食事ができ快適な人生を送れることを目指して臨床に臨んでいます。是非興味ある方は月数回行う私の無料健康講座、毎月読売新聞の地方紙に書くコラムを参考にしてください(ホームページでバックナンバー読めます)

かなり辛口なので内容はだいぶ制限されますが臨床家の一人として情報を発信し続けております。

最近の例では高齢の患者様が口をそろえて「もう先が無いから安い治療で」と言われがちですが今まで一体何のために苦労して働いてきたかをお聞きさせていただきます。

それは次世代の子どもや孫の為という方がほとんどだからです。

私は改めてと言いますが「明日にでも死ぬなら治療する必要はないですね」「死にたくないし長生きしたい」という方の為に力になりたいからです。

ましてや「もってあと4・5年だから」とか言われたら「丁度その時期に壊れる治療はできません」できるだけ長く快適に使えるような治療をさせていただきたいからです。

また安く良い治療が提供できたら一番良いと思いますが、良い治療は技術や材料だけでなく、手間と時間がかかります。

「安くして」とか「保険で何とかなりませんか?」と言われますが、それで今まで治してきて快適になれないから歯科医院を変えて転々としているのではないでしょうか?

例えばネット社会なのですぐ調べられますがインプラント4.8万円・9.8万円などの広告をよく見ますが、私が提供しているブランドインプラントは材料だけで10万円以上します。

中国製のコピーインプラントが5000円で売っていますので、それでも良い方はそれで良いと思いますがしっかりと補償を付けるなら安かろう悪かろうでは信頼が減ります。

地方の片田舎で無名でも良い治療を維持する為には「信頼」を一番重要視して、良い治療であれば高くても、患者様が望まれたら提供できる選択枝の選べる歯科医院を続けたいものです。

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